カンナナ

経由で会社までチャリで試しに来てみました。やばい１時間かかんない…３０分ちょいで来れた私すげー！でも坂多くってツラヒ…花見ながらまたバックトゥセタガヤです！

今日はＩと会った。今日からひと月くらい実家の方へ帰るらしい。
最近浮かれてるふりしていた自分を振り返らざるを得ない時間だった。LPのBGMとかがさらに眠った獅子を揺さぶり起こしてくれた。
毎日を忙しくしたり身体を疲れさせたりして、全部心の奥の隅の方へ追いやっていたことたちが、今更久方ぶりに目覚めた。困ったもんだ。これじゃあそのまま眠ることもできない。
大人になるって言い方は好きじゃないけど、まだまだ大人になったなんて言えないことも解ってるけど、それでも、年齢を重ねていくこと月日を一枚一枚薄く敷き延ばしていくことのジレンマとか、昔は鮮明に見えていたことが気づけばだんだん見えなくなっていく恐怖とか、知らないふりをして蓋を被せてきた筈のことが、猫の毛を逆なでするように逆立って毛羽だっていくのをひしひしと感じた。
つらいことはつらくない時には思い出せないのと同じように、好きだっていう気持ちも好きじゃなくなった時には思い出せない、と私が言ったら、Ｉは「それは好きで好きで仕方ないのもつらいのと同じだからなんじゃないか」と言った。言い得てると思った。言い得ていてきついと思った。好きで好きで仕方ない時には、勿論つらいからだ。つらいのは嫌だから、好きな人が欲しい誰かを好きになりたいと言いつつ、なかなかその一歩を踏み出せないまま月日を重ねようとしている自分を再確認した。