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やっぱりうそはつけない。
ほんとうのことを語るのは、とても、とても難しくて
勇気も要るし、大変なことなんだけど
それでも
それでもやっぱり、うそは、つけない。
自分も相手も全部誤魔化して、見て見ないフリをして
そうやってなんとなくやっていくことはできるんだけど、
やっぱりそれは許せなかったみたい。
そんなエラそうなもんでもなく、
それに耐えられなかったみたいだ。
いつも何か一言飲み込んで、
常に何かを気付かないフリをして、
違和感を感じながらちょっとうそをつく。
それがそろそろ限界だったっていう話。
ただそれだけの話なんだと思う。
キラキラしたものや
つやりと光る時間は
とてもステキで、手に入れたかったものなのだけど、
それは半目や薄目で見るものじゃない。
しっかと眼を開いて、いろいろ確認しながら楽しむものでしょう。
でもこのまますべてが終わってしまうことを考えると、かなしくてつらい。
それは、ほんとう。
でももう私に決定権はない。
ギリギリのプレッシャーに耐えられなくて
思わず放り出しちゃった根性ナシだから。
とりあえず待つ。
待って、考えてみよう。
それしかツールは持ってないから。