頭のなかがぐるぐる回って、
ずっとひとつのことを考えていて、
脳みそが熱を持っていて、
うんうん、うんうん、うなっています。


結構な勢いで本を読んでいます。今日この頃。
なんていうの?指南本とか。
人から借りたものがほとんどだけど、
でもいろいろと人生のヒントが満載。
そんなの当たり前のことなんだけど、そういうハウツー本的なものって
これまで一切読んでこなかった。
だって、惑わされるのも、性格的にマユツバな姿勢になっちゃうのもやだったんだもん。


だけど、やっぱり必要な思想とか言葉とかって、
本当に必要としているときに出合うものなんだな、って思った。
「本当に必要なとき」っていうのは、
実は自分自身では「そんなに急を要してはいないよな」程度にしか思っていなくても、
出合ってみると、「ああ、本当に必要だったんだな」ってようやく気づける。


ふっきれたKの顔は素敵だった。
どんなに苦境でも辛くてもしんどくても、
信じることと前に進むことは、
いつか絶対実を結ぶ。
あの子にとって悲しい結末が、もしかしたら待っているのかもしれない。
でも、そんな未来を見て杞憂しているより、
鳥の目を持って、信じたいことを信じるほうが
よっぽど生産的で建設的なんだと思った。
生産性とか建設性なんてものは、優先順位の低いものだと
勝手に決め付けて思い込んでいたけど、
(そんなセリフを登場人物につぶやかせたこともあるし)
過去と未来と現在とを、無理なくちゃんと繋ぎ合わせていったら
自然とついて生まれてくるものなんだとわかった。


あとは、これを自分自身の人生の中に組み込ませるだけ。
実践して、カラダで納得していくだけ。
わかっただけ、考えただけ、やっぱり無駄じゃなかった。
私の、人ばかり見たり分析したりする癖は、無駄じゃなかった。
そこから始まる新しいエトセトラを楽しみに、
自分の足と目を信じて、コマを進めていくだけだ。
サイコロを振ろう。後戻りしてもいいから、先を目指そう。