夏休みのはじまりがうらやましい

世間の学生さんたちは夏休みに入った模様で。街は平日だろうが週末だろうが、ひとひとひとで溢れかえっている。気持ち悪いから、暑苦しいから、少しみんなおうちでおとなしくしていたらいいのに、なんて勝手なことを思う。
夏のはじまり、というには、既に夏本番を通り越して、そろそろ晩夏なの?というくらい、最高気温が28℃ぐらいじゃ涼しいと感じるほど、夏はすっかり身体に馴染んだところで、やらかしてしまった。いつだって失敗は足元に転がっている。気づいていたなら、躓かないように拾っておくんだった。わかっていてもぶつける足の小指はいつだって痛い。
いろいろな想像をしたり明るい予想から真っ暗どん底な想定までしてみたけれど、いつだって現実はそれこそ軽く想像を超えていく。こうなるとはまったくもって思っていなかった。でもこうなってしまったら、とりあえず口をつぐもう。口をつぐんで、目を瞑って、何も見えないし知らないことにしよう。知らんぷりを決め込むんだ。それしかない。それだけが残された方法だ。
さてさて。今週末は久々に中休みのように、予定がぽっかり空いている。しっかり性根を据えて、要らないものを捨てよう。捨てる。綺麗にする。心にも部屋にも新鮮な空気を送り込むのだ。