2009-03-04から1日間の記事一覧

みぞれがゆきにかわらないころ

冬の終わりの真夜中の霙は、 真夏の折り返しの真夜中の土砂降りと、 に、似ている…。 思わずよろめくくらい、 鮮明に記憶を掘り起こすくらい、衝撃の相似形。 深い濃藍で染め抜いたみたいな真っ暗な空から、 愚直なほどひたむきにまっすぐに、 大きな粒で叩…