(すき)

青天の霹靂。
熱い空気でふくらんだ風船を針で突いたみたいだ、と漠然と感じる。
ぱんぱんになっていなかっただけ、まだましなのか?

私の気持ちに寄り添うようにgooBG(M-a)爽は、ぴたりとはまる選曲を繰り返す。


胸の草原がざわめくことが、まだ快感の範疇の時期だというのに。

永遠の別れでも一生の訣別でもないけど、ちいさく重く、とげが突き刺さる。

痛みとは常に、受動的に生じ、能動的に感じるものだ。