いろんないろ。いろんなきもち。

スタバのホワイトチョコレートモカはあまい。
気管?を流れ落ちていく甘さが、トゲトゲしたいじわるな感情も押し流してくれる。

でもザンネンなことに冷めると、さらに甘さが増してまずいんだな。
なにごとにも賞味期限があるってことかね。
プラのふたをハズすと混じりあったこげ茶がこびりついてた。


だんだん意味もなく孤立感。
これもあれもすべて春のせいにできたらいーのに。
おしなべてひとまとめに何かのせいにできていた頃が懐かしい。
孤独感ではなく孤立感。
負のスパイラル。
コリアン先生の言葉が胸に突き刺さるよぅーいぉぃ。
愛されるのも才能ってことなんだろうね。
でも等身よりおっきくもちっさくも見せられませんよ、わたしには。
ひとりでひとりになってひとりをさみしがってひとりなく。
すべては茶番のひとり芝居。



春の粒子が外気にこれでもかってくらいツプツプと入り交じっていて、
わたしの心の裏側にキリキリと引っ掛かって主張する。
持て余してるのはココロとカラダ。
春がキライなのは、意思と関係なく疼くから。
じっとしてられないような、うずくまって泣き出したいような、
白い壁の隅っこの奥がキシキシと疼くから。


あのね。
2本ペンが残ってるんだ。
最後に選ばれたのはシロ。
それを再確認させるように寄り添う二色から目を離せない。
だから手放せない。
選ばれなかった二色は、きっとわたし。
シロはきっとたやすく想像できる「素直で可愛い」ヒト。
そのヒトに可愛がってもらうんだよ。
アカいナナナンの後ろから三番目のセリフを何度もこっそりつぶやく。
前向きになんてならなくていー。
新しい恋なんてできなくていー。
胸がわくわくとかしなくていー。
輝かしい未来なんてなくていー。
幸福な予想図も描けなくていー。
このまま沈んだまま閉じてしまえばいいのに。
おなかも空かず、汗もかかず、さみしくもならず、
欲望とか欲求とか、そんなものに代表される
光にむかってしたたかにひたむきに貪欲に
生き延びていくような力みたいなの、
要らないや。放棄したい。
捨てられるもんなら今すぐ捨てたい。
よりよい未来とか世界とか自分とか、
眩しすぎて目が眩んでついでに立ち暗みで、前になんて進めません。
「いつか王子様が…」って歌えるような女の子に生まれたかったよ。



いつだってわたしは
言葉が多すぎるか少なすぎるか極端で。
本当に言わなきゃいけないことが雑踏に紛れて消えてしまう。