大して未来の視野に入らない試み

本日は某有名オサレインテリアショップI○EEの元プレスHさん風のブログに挑戦。
今晩は久々おうちでぐうたらしたくてまっすぐ帰宅。
さみしがりなくせに、みんなが遊んでる金曜夜とかに
ひとりで過ごして自分を痛め付けてみる、みたいな試みがすき。
でも意外と思ってたより楽しい。


まずはホントにHさんを真似て自炊から。
太刀魚の辛トマト煮と買い置きしてたピーマンの肉味噌炒めを作る。
んー写真撮るとどっちも茶色めで
さらにうちの照明は白熱灯だからオレンジかかっちゃって
あんま美味しくなさそうです…


でもうましなんだよー
特に肉味噌大成功!アツアツゴハンにかけたいとこですが今日はビールだっ!
学大駅前にはたまらない品揃えの酒屋さんがあるからね
今日はベルギービールとドイツビールなり。


テレビはつまんないからまずは音楽iTuneから流しつつ。
意外とおうちにいるとやることいっぱいあるんだけど、
それは今週末に片付けることにして。
今週は満月だったから、感情が不安定でぐっらぐら。
お湯を煮立ててるみたいなあつあつの音を立てながら、
腹ん中はぐりんぐりんしてて、でもそれを必死でなだめる。
そばにいてほしい人はいてくれなくて、
いてくれって叫ぶことも伝えるすべもなくて、
だからアルコールとかロマンチシズムとか青春の輝きみたいなもので、
とるものもとりあえず抑えつけてみる。
それがこの人生の中で唯一見つけることのできた解決法だから。
たとえばここで、
プライドも見栄も自分すらも捨てて
闇雲にHのSくんに電話できたりしたら未来はちがっていたのかもしれない。
SくんじゃなくてもMくんとか、みんなわたしを作ってくれた人たち。
今はもうここにいない人たち、なのに忘れることは多分もうない。
後先とか輝かしい未来とか考えずに
自分のその瞬間の直感で欲しいものだけを捉えることができていたら
わたしは今のわたしの姿ではなかったかもしれない。
なんて、ありえない「現在」を悔いてみたりする。
どうしようもない戻ることのない時間はいつも、
当時はありえなかった夢のような「現在」を想像させて
心をざわつかせて居たたまれない気持ちにさせる。



女性ヴォーカルも男性ヴォーカルも
格段に過去であることはもう
心だけじゃなく頭だけじゃなく
耳でも鼻でも一瞬でわかりすぎるほどわかっているけど
過去にすがる以外に何にすがればいいっていうの?
助けてって口に出せなければだれも助けてくれやしない。
こんな夜だけはせめて出せない手紙を書くことくらいでしか
自分を保つことなんてできやしない。
だれもコールしてなんてくれないし
ましてや迎えになんてきてくれっこないし。
それでも折り合いをつけることはできる。
自分自身に折り合いをつけて夢の中に逃げ込んで
それでも新しい光は射すし感情は生まれる。
それをただ只管に息をひそめて待つだけ。
おびただしい数のいい言葉だけを抱きしめて。
・・・やっぱりHさんみたいなすてきな文章は書けなかった。
わたしに描ける世界はこれしかない。
ダメ出しされても否定されても拒否されても、
これしか、ない。