バランスを、とれ。

ここのところ音無しいのは、
身体>精神、の状態が続いてるから
だと思う。


身体の都合に振り回されて、
思考もそれについてくのに
いっぱいいっぱい。


常態としての、身体優位。
精神が追いやられてしまう比率。


がむしゃらでも不格好でも、
転びそうになっても膝ついちゃっても、
兎に角、あしを前に出す。
一歳の頃と同じように、
ただ左右交互に
進みたい方向だけを見つめて
一所懸命、ヨチヨチと。
なんとしてでもそうやって
歩を進めていれば、
望もうと望まざると
目に映る世界は変わっていく。
手に触れるものも変わっていく。
無理が通れば道理が引っ込む。
強引なやりかたでも
自分を叱咤激励して
全身全霊で前進する。


三十歳の峠を越えるとラクになるんだって。
二十代後半が一番厳しくしんどいんだって。


・・・わたしは、ラクがしたいんだったっけ?
そんなにしんどいことがキライだったんだっけ?
笑止、何を今さら!


乱暴な言い方をあえてすれば、
今が楽しくて仕方がない、

今はツラくてどうにかなりそう、
は、きっと同義語だ。
すべては比率で、すべてはバランスの問題。