言葉のループ

けっこう定期的にチェックする、
とある編集の方のページがある。
その中で、
その人のお友だちのページに「センス」について書いてあった、
という記事があった。
その人は、それを引用して「センス」についてさらに語っている…
(う〜ん、言葉にするとややこしいな)
んだけども、それについていろいろ思った。


その文章のどこに響くか、
みたいなポイントが、近しければ近しいほど、
ホッとするというか安堵するというか、
親近感というか共通認識というか、が生まれるし、
生まれることで響く実感(たぶん両側の)があるよな、ということ。
もちろんそこには、
自己肯定とか正解探し、みたいな要素もあるし、
ただ純粋に、誰かの思考に共鳴する喜び、みたいなものもあると思う。


だらだら回りくどく書いたけど、一言で言えば、
「sense」には“感覚”という意味だけでなく、
“理解”という意味もあるんだよな、という話だったんです。
響く、つながる、確認する、ふくむ、わかる、という話。
「センス」が大事、とは、
仕事をしていても常に感じるし、
むしろ毎朝着て行くものを選ぶ時でさえ感じているけど、
なんだかちょっとわかった気がした。
・・・うまくは言葉にできないけれど。


言葉はしばしば、漢字の成り立ちや故事を学ぶことで、
より一層深く本来の意味を理解できたりするけど、
時には同じようなことが英語でも可能である場合があって、
それってすごく面白いと思うし、
言語っていうのは、
やっぱりひとつの文化そのものなんだな、
と強く認識し直すことができるよね。