しぶとい夏男の残り香

季節を男の人に例えやすいのはなぜでしょう?いや本当はそういう意味じゃないのかも知れないけど。今年は一回しかN先輩の「グッバイ ボーイ!」を聞かなかったからか、ちっとも夏野郎さんが立ち去らず、10月もまだ昼間は蒸し暑い。だいぶ空気が入れ替わった気もするも、なかなか衣更えができないとぶうぶう聞こえる。
毎年そろそろ同じ詩の暗誦をする頃なのに、あれおかしいな、もっと季節が進んでからだっけ?と、去年の日記を繙くと、10/11に「一週間以上も続いている」とぼやいている。今年は粘りに粘った残暑のせいで、つぼみが膨らむのが遅れているのかも知れない。来るとわかっているのに、来れば来たで苦言を並べ、来なければ来ないで心配になる。人の心情はいつだって相似形だから、好きなものには複雑に絡みたいものなのでしょうね。

今夜は昨年来念願のキノコ薬膳鍋、明日夜は再リベンジのリアル脱出です。今夜は飲み過ぎずぐっすり眠って明日の頭脳戦に備えなくては。