あんなこと(前回記事参照)を言っておきながら
実に馬鹿なことをしたもんだ。
ホントに恋愛に向いてないな、と思う。


まるまる3年も経ったというのにひきずっている。
Sと会ってちょっとほろ酔いでいい気分になって
でも3年振りにつながった回線を通して聞こえた声は
「もしもし?」の一言。
同じ言葉を繰り返す自分の声は白々しいくらいこわばっていて。
もう一度存在を確かめたい
なんて、大嘘もいいところだと、3日経ってようやく気付くような間抜けっぷり。
さすがにまじめに自分にあきれた。


そしてその次の日の夢には
去年ちょっとだけ付き合った人が
また困った顔して出て来て、なんだかなぁ〜と思う。
昼間一瞬そのことの続きが今の現実のような気とかして
夢うつつの境目が曖昧になるという久々の状況にあわてたり。


まぁてんやわんやのそんなこんなで
すっかり今の恋の対象(だと思っていた人、そして状況)から遠のく。
すべて去年というくくり
(ただの1ヶ月の区切りが年を跨ぐだけでこんなにも昔にかんじられるのか)
の中だからかもしれないけど。


とにかく心は毎冬このシーズン恒例の
落ち着き払っているのに、ほどよくトーンダウン
(いうなればマイベスト的な軽い鬱状態の低空飛行)
がわたしを柔らかく包み込んでくれている。

仕事の面では、一つひとつに対して開いているのに閉じているという
集中力をもって取り組める状態だからちょうどよいけど。

夏の開放感にあふれた軽快な恋の始まりより、
その後が冬までかかってしまった切ない終わりの方が記憶に残るものじゃない?
じゃあ冬に静かにひそやかに始まった恋はどうなるのかね。
一旦は収拾がついたように思っても、
種火の残る炭のように、ひそかに静かに燃え続けているのだろうか。
そしてどこかで再燃するのだろうか。



カバラ数秘術は、なんだか当たってる気がする。

結局はデータを集積して分類したものに当てはめられてるだけなんだけど。