ヒトが生きる、とは。
倒れる→起き上がる→進む→また倒れる→繰り返す
永遠のループ。延々と繰り返される。


止まってるような気がしたり退いてるような気がしたり
そんなことも多々あるけど、深いとこではやっぱり進んでるんじゃないかと。

同じとこをぐるぐると回ってるようなバッドスパイラルの中で、
それでも旋回しながらちょっとずつジリジリと
前進してってるんじゃないかと思うんだよ。
進行速度の遅いハリケーンみたいに。
ただ回ってるだけでも、繰り返してるだけでも
運動してるんだから、個として動いてるんだから
全体としても多少動いていくよね。
むしろホントに静止できていたとしたって足下の地球は回ってるんだから。
やっぱり動いてる。


屁理屈でもいい。理想論でもいい。机上の空論でも思い込みでもいいよ。
今動いていることに意味があるはず。
暗闇の中で今は見えないけどいつか見えるかもしれない光を探すことに意味があるはず。
止まってたとしても退いてたとしても、
今ここで必死になってもがいてることに意味があるんじゃないかな。





自分が気持ち悪いくらい前向きで苦笑。
苦笑いしたら泣いてるみたいな顔になった。
真夏の平日の昼間って時間がゴムみたいに伸び縮みする。
学生の時から変わんないんだけど、ヒマだと焦る。
でもなんかしてても焦るんだけどね。ばっかみたい。


ちょっとずつ人生の軌道をズラしていく感じで、ことを進めてる今。
もともと行きたい方向も理想とすべき像も見つからなかったんだけどね。

頭からバカにしてた海外ドラマにはまったのは大学3年の時だけど、
そのドラマのコンプリートDVDボックスをとうとう買ってしまった。
でも友達とワリカンってあたりが、「ちょっとズラし」のポイント。
家にこもってひたすら観てるとすごいのね。
それだけでめちゃ疲れんの。
1シーズン6枚のDVD観るのにぶっ続けで観て2日。
これすべてのシーズン観る前に目が蕩けてなくなると思うよ。


さらに、ひとズラし。
Cカード取ることにしました。(宣言)
わたしらしからぬアクティブっぷりを発揮予定。
どうしよわたしがこれにどっぷりはまったら。
でも体動かすことってきっと大事だし。
金のかかる趣味からひとつ始めてみましょ。
あーすごい自分がバカっぽい。
趣味とか好きなことって決して金で買う類いのものじゃないはず
って心のどっかで思ってたのになぁ…
いやいやそれを趣味にしてる人が金で買ってるとかいうんではなくて
わたしがそれを始めることがそうっぽく感じられてすごいやだってことね。
自分は無趣味ではないと思ってきたけど
“ホントは「わたしってば無趣味じゃん」ってコッソリ思い続けてて、
その穴埋めをするために遅ればせながら、なんか始めてみましたー”
みたいな。なんか胸糞悪くなるね。もうよくわかんないや。


ただちょっと体を動かすことと、一人では始められないけど一人になれること、
そして自分の世界とちがうから興味があったこと。
主要ポイント3つがうまいこと合致したのがこれだったって感じだよね。


気がついたらこの方向(だと思う)に向いてた人生の軌道修正をするには、
今はまだぎりぎり遅くないよね。
まぁ遅いとか早いとかましてやギリとかなさそうだけど。
いつだって自分が一番かわいい自己中なわたしとしては。
…なんて、わざわざ人生とか修正とか大それたことは思ってない。
ないというか、後付けだわね。
いつまでも先読みできないわたしは、手当たり次第にとっかかっていく。
順序を考えて系列立てて進めていけば回り道じゃない方法もあるのに。
そんな感じでまたすべて始めてしまった。
後から理由づけすれば上のような感じなのよね。
そろそろ人生の方向性の角度を微妙にズラしたいと思ってた時期だったってこと。
わたしが手に入れたいのは、人もうらやむ絶世の美でもなければ、
横浜の夜景や花火を見下ろせる高層マンションでもなければ、
もちろん、「金はないけど愛はあふれてる」的な偽善に満ちた生活でもない。
金にも権力にも依りたくないけど、愛しかない
ってのはやだっていうのはマジョリティの共通認識でしょう。
でもじゃあ何がいちばん欲しいのって聞かれちゃうと困っちゃうんだよねぇ。
しいていうなら愛が手に入った瞬間に時が止まること
なんて思った瞬間に、
「つまりは永遠ってことね」っていう冷めたつぶやきが聞こえてきて自分に醒める。
うーんやはりDVD漬け3日間はわたしの脳を愛色に染め抜いてしまったようだ。反省反省…