次章みたいな自虐的な独白

すべてはその極端な振れ幅に起因している。
一種の仮定にすぎないけど、大なり小なり一因となっていることは事実だと思う。


置いていかれる怖さより、自分が旅立つ/消える恐怖の方が百倍マシだと思うのも一緒。
夜眠りの世界から置いていかれるのも、相変わらずキライ。
先に眠った人に合わせて寝たフリができる程度には学んだけど。
でもやっぱそんな誰も知らない自分だけだましても仕方ない。むなしいだけ。



香港のパワースポットにて拙い日本語で一所懸命占ってくれたあやしい占い師は、
わたしが「強い」から「急ぎすぎる」から恋愛がうまくいかないと言った。
すげーわかる。
恋愛だけじゃないよ。人生そのものがそーやね。
強すぎる自分から逃げ出したいもん。
無駄に生き急いでるのも知ってるもん。
「強い」ってのは主張とか存在とか含めてたぶん運命。
どんだけ逃げてもついてくるこの色みたいな光みたいなもの。
第一印象でも強いインパクトを残す、
女の子に世辞的要素をもって「美人系だね」と言わしめる、
(「系」がついてるとこがミソ。大抵その場合当たれども遠からず的ニュアンスが含まれる)
この、何か見えない内面から出てる力みたいなもの。きっと。
そんなもの自分じゃ気付けないし、あるわけないと頭から信じてなかったけど、
さすがにここまでくると俯瞰なわたしが認めざるを得ない。
そして、ちょっとかなしい。
そんなの要らなかったし望んでもなかったから。
以前のトピックに戻るけど、やっぱりフツーでいたかったから。
今さら仕方ないけどね。
それになんだかんだ言ってもそんなすごいもんじゃなくて、
結局は半端な範囲を出ない程度のもんなんだけどね。
「急ぎすぎる」だって「せっかち」ってことでしょ。
生き急いでるもんね、無駄に。
結論も急ぐからあっというまに白黒はっきりつけたがるし。
恋愛は相手の気持ち待てないし。
むしろ自分の気持ちも待てない。

持て余してるこの感情をやっつける術を知りたい。
待つ、ってスタンスをあたふたせずにすんなりやって退ける人がうらやましい。
わたしの場合は、あたふた損のくたびれもうけ、だ。




すっかり風邪をひーてしまい、世界が驚くほど丸みを帯びて存在している。
土曜の約束も反故にして休息しているつもりなんだが、なかなかうまくいかない。
今週はハードウィークになること必至なので、
寝込んでるヒマもなく、できれば体力温存しときたいんだが。
オールカインズオブビヤコーの上で考えたことの続きはちょい今書けそうにない。
思い出して言葉にするのにも骨が折れるくらいウィルスが暴れ回って麻痺してるので。


ふー。はやく帰ってベッドの中でウトウトしたい。
体調悪い時の自己中心的なエゴは自覚してるだけにちょっと楽しい。