負けるとわかってる勝負にはあえて伸るべきなのか、それとも反るべきなのか。


「負けるとわかってる」って負けを認めてしまっている時点で既に負けなのかもしれないけど、
望みの薄い勝負をどうしたらいいのかわからないっていうのは、
ある意味賭け事の醍醐味の一部ですらあるかもしれない。
(ていうか、少なくともそうであると思いたい。)
でも、そんなギリギリの勝負だからこそ、一縷の望みに賭けてみたいじゃないか、
と、わたしはやはり思う。弱々しくも。ばかみたいだけども。



キーワードは「勝ちに行く」。
奇しくも昨日大一番で優勝を奪われた西の横綱も、
gさんの二次会でちょっと久しぶりの再会をした人も、
僅か六時間以内に同じことを口走った。
都合よく解釈して自分へのメッセージと受け取ろう。
幸か不幸か、酔いにまかせて口火は切った。


さてさて。
いかなることぞ。
徒労に終わるとしても策を練ろうかね。
がっぷり勝ちに行くよ。