入口らへんで立ち往生

あたまがおかしくなってる気がする。
ネジがいっぽんどころか5、6本くらい
弛んでるんじゃあ、なかろーか。
暑さに負けてバグ?
単なる夏バテや暑気あたり?
ただとにかく下降傾向の入口に
突っ立っていることだけは間違いない。


占いなんか当たらない。
そんなの、小学生ん時から知ってたさ、ホントは。
星回りがイイとか引き続き運気は上々だとか、
そんなの、悪い時とおんなじように
実感の伴わないものに決まってる。
そんなの、知ってても判っててもさ、
なんとなく気分的になにか頼りたくなって
そんな時にちょうどいいのが占いってだけで。
それですら信じるのに気合いが要るのかもしれない。
猜疑心の強いわたしとしては。


本当はうまく人と付き合えないこととか、
自分を出せるスイッチが未だに自分でも把握できてないこととか、
一義的・一時的に他によって与えられる役割が不満だったりとか、
そういうもろもろの今後生きていく上での
小さくも存在感ある不安要素みたいのを、
さり気なくそ知らぬ顔してやり過ごしてきた。
だからなんだってんだ。


例えばデザインは可愛いカーフの靴が
いつまで経っても足を締め付けることとか、
もう梅雨でもないのに
イマイチ髪型がバシッといかないこととか、
今のところに移って一年にもなるのに
まだボスと話すのに軽く緊張&赤面が残ってることとか、
早く次を見つけてそれに向かって邁進したいのに
生まれつき重い及び腰が
最近さらにメッキリ重いこととか、
他人の存在に頼って周囲の動きを見てからし
自分の所在や進捗さえ決められないこととか、
頭んなかと心んなかざらっとさらって
ドブ掃除まがいなことしてみても、
気持ちの悪いくだらない愚痴みたいなものしか出てこない。
さらにちっともすっきりしないことが
歯痒くて忌々しくて仕方がない。




自分の心持ちの平静すら保てなくて、
一体どうやって人に
よきものを説いたり見せたりすることができるだろう。
誰でも構わず依って存して
どんな自分を主張することができるだろう。
目を外に向けることもできないのに、
批判も評価も、それが正当であろうとなかろうと、
下すことも放つこともできるわけがない。


…そんな、負け犬の屁理屈を捏ねながら、
足下に迫り来るバッドスパイラルの内に
身を投じようか翻そうか、
目を逸らせないまま、考えている。

と、思っていたら、やばい。
先達てのツケが急にやってきた!
どうしよう心臓バクバクしてきた…