素肌を出す

今日は大寒ですって。
太陽の姿も見えないし、
底冷えする寒さな気がする。


そんな中、移動中のバスの中で
太腿から膝のあたりまでが素足!
な女子を二人ほど見た。
どちらも、
うら若き少女みたいなお年頃なんですけど、
一方は、
こちらから見ても「すっごい寒そう!」に見えて、
他方は、
そうでもなかったんだよね。


このちがいって、なんなのかしら〜、
と考えた。


まぁ露出度の高さもあるでしょう。
脚の2/3が外気に触れているかいないか、
は実際の体感温度にも相当な差があることでしょうし。
それから、むちむち度。
たぶんどちらも十代後半だから、
いちばん、むちっと、ぱんっとしているんでしょうが、
明らかに細めのほうが、なぜか寒々しくないのよね。
でも、いちばん大きいのは、
他人に「それは寒いでしょう!」
って思わせない着方かな、と。
どんなに着込んでいたって、
一歩外に出たらみんな寒いようなこんな日に、
一部素足でも寒そうに見せない、感じさせないおしゃれの工夫?
みたいなものって、
とっても重要なんだなーと思ったわけです。


「寒くない?だいじょうぶ?」
なんて、人に心配をかけるような薄着は、
やっぱりあまり見ていて好ましいものじゃないよな…
って思ったんだけど、
同時に、大人になっちゃったな、とも思いました。
不特定多数のだれかを気遣うこと、
そのために自分のしたいこと(たとえば着たい服)
を妥協することって、大人らしいと思うし、
何より、夏でも冬でも制服のスカート折り曲げてた頃には、
思い付いたり、考えが及んだりすることすらなかったと思う。
と、いうわけで、
「流行ってるから」と「周りへの気遣い」を言い訳に、
今日もわたしはカラータイツを穿くのです。