はっとして然気なく

見破られた。
うすうす感づいていたんでしょうな。
でも確信がなかった。
…便乗しちゃえ!って気持ちもあった?
 
そんなつもりはあんまなかったながら、
やはり純度の高くない、濁ったものは見破られ。
そんなの興味ないよー
とばかりに、つっつっつーっとエビばりの後退。
 
見破られないと侮っていたわけではない。
むしろ何事もすーすーの見通しのよさが
わたしのイイトコのひとつでしょ。
ぐらいの気負いでもって、どんとこい!だった。
 
なにが悲しかったって、
見破って、そんで、引いて行ったこと。
押し寄せる波のごとく、
いつかは引くものでしょうけど、
今きたか!そうきたか!(唖然)みたいな。
 
 
一言でいえば、
むーかーつーくー!!
二言目も付け加えるなら、
いつか見てろよ!目にもの見せてくれるわ!
というような具合でしょうか。
 
 
 
でも今さら何を吠えたところで負け犬なので。
後ろにずれ込んでにっちもさっちもいかない日常に塗れて、
こちらからもフェイドしてやりましょう。
 
…いろんなとこで言われたり示唆されたりしてはいるのよ。
今年はそういう年回り。
新芽が新緑になり、成長していくには、
根腐れた過去のお荷物や不要品は勢いつけて手放さねば。
 
つないでいくことが、
わたしの使命みたいなものだとこっそり思ってきたけど、
手一杯ならプライオリティの低いものから
そっとつなぎ目を解いてゆきましょう。
 
DUMPって行為は苦手じゃないけど、
お得意の潔くバンッとではなく、
気づかれないほどやさしくさりげなく、実行しましょう。
ただちょっぴりさみしく思うだけで、
そう思ったことすらいつかは忘れてしまう。
人間のもつ能力は本当に合理的。
 
 
 
 
三月には別れが似合う。
おなじくCharaも似合う。