たまごが先かにわとりが先か

引き続き芸術の秋を堪能中。。
昨夜はかなり楽しみにしていた、東京芸術劇場、改装オープンのこけら落とし公演、野田秀樹演出「エッグ」を鑑賞。ノダ・マップがとても好き!というより、ナイロンの大倉孝二さんの出る芝居が観たい、という動機なのに、ノダ・マップのメルマガ会員になっているから、いつも結構良い席(そりゃSだから当たり前)で観られるけど、今回はほんとうにそれに感謝しました。
すべてさておき、とにもかくにも、仲村トオルがかっこよすぎだったーーー!!…もともとそんなに男性の裸に興味ないというと語弊があるけれど、好みがないというかうるさい方ではないので、筋肉とか○○マッチョとか、「そうね、お洋服がかっこよく着こなせることは大事よねーそのため程度には気を遣っていてほしいかな、男性にも。」と思っていました。つまり特に好きなカラダとか、考えたことなかった。いやぁでもね、撤回します。戦隊モノ(に登場するイケメン俳優)にはまる大人女子の気持ちが生まれて初めてちょっとわかりました。やー、、ナマで見る仲村トオルの上半裸身は釘付け垂涎ものでした。文字通り目が離せないね。凝視しちゃう。バランスよく鍛えられると、人の身体ってあんなになるのねー。ボディビルディングに夢中になる人がいる意味が漸く腑に落ちた。っていうかそれまでさっぱり意味わかんなかったから。でもがんばれば自分のカラダがあんなんなるかも知れないんだもんねーそりゃあがんばるわ。
勿論、芝居本編も面白かった!おおきな渦が描く螺旋に飲み込まれていくような展開。相変わらず舞台の上で魅せる、恵まれた身体とその能力を遺憾無く発揮する大倉さんは素敵すぎでした。テレビではいまいちあのたまらない良さが伝わってこないのですよね。コミカルでキャッチーなのに瞬間シリアスに切り替わる。怖い顔とのギャップにまたもやキュンキュンニヤニヤでした。大倉さんのおっかけと言っても過言ではないほど(笑)。
でも忘れちゃいけないのは、やはり主演の深津絵里のありえない人間離れした可愛さと、怪優(って言ってもいいんじゃないの?)的な橋爪功の功績。あそこまでやるんだ、ってテレビかスクリーンの中でしか見たことのなかった役者さんの役者魂に感服しました。
ちなみに、迷いつつも結局、劇中歌CD付きスペシャルパンフレットBOXをお買い上げしました。だって音楽担当がなんと椎名林檎、ポスター等のアートディレクションはあのgoen°の森本千絵なんですもの。パンフのキャスト撮り下ろしは一目ですぐわかる操上和美という豪華さ。今の仕事を始めてから知ったところで言えば、堀尾さんの作り出した装置は、最初仕掛けがわからなくてむだにドキドキとテンションあがっちゃった(でも劇中に構造ほぼほぼバレちゃうから「むだに」ね)し、日比野こづえデザインの衣裳はもう、はじめからおわりまで文句のつけようのない完璧なまでのエレガンスキュートだったし!あのドレスコートみたいな、完成形のユニフォーム一着欲しい!できれば背番号は3番で!(笑)

…やーーひさびさに真面目にテンションあがってしまったから、その勢いで一気にアップしちゃおう。でも戯曲そのものの内容の妙についても思うところはいろいろあるのーー!それはまたちがう機会に☆