2009-09-16 ゆゆとたゆたう wander 分裂しそうだ。 ばらばらになって、 切り刻まれた欠片になる。 その図を想像するだけで うっとり恍惚としてしまう。 ちがうちがう、と言い聞かせながらも、 何度もサングラスの下の顔を盗み見る。 どことなく映る面影は五年も前のもの。 これはいつまでここに在るつもりだろう? いつでもどこでも すぐでも泣けそうだ。 蛇口をひねるように、 寄せては返す波のように。 そして、海の泡となるのを夢想する。