リフレイン・リマインダー

秋晴れの日がつづくらしい。


考えてみれば
今年の秋は例年になく
自分でも吃驚するくらい
不安定で揺れ動いている。
飲んだくれないとやってられない
…なんてまるでアル中のオヤジか
質の悪いキッチンドランカーみたい。
みんながしばしばいうことには、“自分の感情を文字にしてネット上で吐露するのはちょっと…”と感じたり思っているらしい。たぶんその…以下の部分には、いやだとか、かっこわるいとか、きれいじゃないとか、その類いの形容詞または形容動詞が入るんだろうけど、そしてその気持ちはよくわかるんだけど、ときどき不思議でたまらなくなる。この(ブログ○万人)時代なのに、みんながみんななぜそんなに書くことに(というか書いたものを見られることに)、物書きのプロみたいな意識で、矢鱈真剣に挑んでいるんだろう。誹謗中傷する人でもいるのかな。(…会ったことないけど)まぁ、実際に自分を知ってる人が読んでいて、どこかでその人達に関わることを書く可能性もあるかもしれなくて、こんな形で知られるのは気まずい、みたいな感じならわかる。または、こんなクオリティの低い文章は自分のパブリックなものじゃあない、とか言いたいのかも知れない。…あとの可能性は、もう、よくわからない。その感じや意識を否定する気は毛頭なくて、ただわたしの場合は、すべてが忘備録なんだな…結局、と思った。ウチダ先生の意見に基本的に賛成で、でも別にわたしは自分の読みたいものを書けるわけではない(力量的に)けど、だけどあとで読み返して、思い出したり反省したりもう一度言い聞かせたりするもんね。だから、結局わたしは自分のために書いてるのね、というか書き残してる感じ。別にクローズドにしてもいいんだけど、する理由もないからしない。そんな感じなんだな、とまた分析していました、この二、三日前。でもって、今したいのは、さらに折り重なる悪ノリした吐露、登呂、トロ。
洋服やネイルやメイクが
決まらない気がするのは
たぶんきっとなんだけど
標的が目視できないから
ぷつんと糸切れたように
もうなにも踏み出せない
先方からやってくるのを
ただ只管待っているだけ
信じてもいないくせにね
楽観と悲観の狭い隙間で
右往左往しているだけか



このところ悔やんでばかりいる
口には決して出せないけど
今の私だったら貴方と
すべらずに済むような気がする


許されるなら本当はせめて
すぐにでも泣き喚きたいけど
こだわっていると思われないように
右目ですべりだいを見送って
記憶が薄れるのを待っている



「すべりだい」


この歌詞が、
好きを通り越して
いつでも
あてはまりすぎて、
一部じゃなくて
全部になってる。
右目で見送っちゃうよね、思わず。