例年どおり

ここのとこすっかり例年どおりの決まり事みたくなってきましたが、気づいたら10月以降、仕事プライベートともに芸術の秋を満喫しておりました。

  • 「これも自分と認めざるを得ない」展 期間中にもっかい行きたかったぁ
  • クリスマス・ストーリー 掲載するからの必須試写
  • 悪人 これが自腹かー大したことなかったしなんか凹む
  • 砂と兵隊 友人Mの舞台はなんだか続き絵みたいだった
  • タンゴ なんと特S!近すぎでした…
  • メリー〜 これも仕事で2パターンとも観ました


そのほかにDVDとか細かいのはありそうだけど、もう覚えてません。最近、近距離の記憶力があぶない気がする。約束の日にちをすっかり忘れていて直近に迫って教えられてビックリしたりしちゃっているもの。そのくらい脳みそが半スリープモードなのだと思う。どうしちゃったんだろ、一体。


そんな日は朝でも夜でもRADモード。まるでいつでも高校生の時のような、肩肘張ったまま心細さをかきたててでも同時に滑稽さに思わず含み笑うような心持ちになる。「いまのわたしの気持ちなんて世界中の誰とも絶対共有できない」って思ってる全国の百人の女子高生の気分なのよね。ただいま一つようやく言えるのは、三十目前にして再度二十目前と同じ感情を引っ張り出して持て余している女子はきっと、百人よりは断然に少なくなっちゃってるよねってことだね。


かなしいとき、さみしいときに会いたくなる人は、きっと“そういう時だけ会いたい人”だね。それ以外の時は別に会いたいわけじゃないんです。こんなことを言ったら意地悪だけど、自分にとって“そういう人”がいるってことは、誰かにとっても自分は“そういう人”かも知れないってこと。そして、わたしが自分の“そういう人”に感じるほどの罪悪感や憐憫をその人は求めていないだろうことも、誰かにとっての“そういう人”であるかも知れないわたしはわかってしまうんだなあ。